WPCとWPIは何が違う?プロテイン選びで見るべき基準

WPCとWPIは何が違う?プロテイン選びで見るべき基準

Protein hub編集部 編集部

プロテイン製品
WPCとWPIは何が違う?プロテイン選びで見るべき基準

ホエイプロテインを選ぶとき、「WPC」と「WPI」の違いで迷う人は多いはずです。どちらも牛乳由来のホエイたんぱくを使ったプロテインですが、同じものではありません。

結論から言えば、毎日のたんぱく質補給をコスト重視で続けたい人にはWPC、乳糖や脂質、糖質をできるだけ抑えたい人にはWPIが候補になります。ただし、商品名だけで決めるのではなく、1食あたりのたんぱく質量、脂質、炭水化物、原材料名まで見ることが大切です。

WPCとWPIの違い

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[1]WPCは「Whey Protein Concentrate」の略で、日本語ではホエイプロテインコンセントレートと呼ばれます。ホエイから一部の非たんぱく成分を取り除き、たんぱく質を濃縮した原料です。ADPIのWPC80の定義では、WPC80は乾燥製品中に少なくとも80%以上のたんぱく質を含むものとされています。 

一方、[2]WPIは「Whey Protein Isolate」の略で、ホエイプロテインアイソレートと呼ばれます。WPCよりさらに非たんぱく成分を取り除いた原料で、ADPIでは乾物基準で少なくとも90%以上のたんぱく質を含むものとされています。典型値では、たんぱく質90.0〜92.0%、乳糖0.5〜1.0%、脂肪0.5〜1.0%です。

つまり、WPIの方が「たんぱく質の純度が高く、乳糖や脂質が少ない」傾向があります。

WPCが合いやすい人、WPIが合いやすい人

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WPCが合いやすいのは、価格を抑えて続けたい人、普段の食事で不足しがちなたんぱく質を補いたい人、味の飲みやすさを重視したい人です。WPCは乳糖や脂質がある程度残るため、風味に厚みが出やすく、初心者向けの商品にも多く使われています。

WPIが合いやすいのは、乳糖でお腹が張りやすい人、減量中で脂質や糖質を細かく見たい人、1回で効率よくたんぱく質を取りたい人です。ただし、WPIでも乳成分由来であることに変わりはありません。牛乳アレルギーがある人は、WPC・WPIのどちらも自己判断で試さない方が安全です。

また、「WPIだから必ず体が変わる」というものではありません。違いは主に精製度と成分設計です。筋トレや体づくりでは、商品タイプよりも、1日の食事全体でたんぱく質量が足りているかが先に来ます。

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図1:WPCとWPIの違いが一目でわかる比較表[3]

参考出典

[3]ULTORA ホエイプロテインのWPCとWPIを選ぶならどっちがいい?違いやデメリットも解説

https://ultora.co.jp/shop/pages/wheyprotein-which?srsltid=AfmBOooygINss3WC6XYRkYVGNt8Mmkmp76_cj9i_TwN3-KM_5_pzvvqI

買う前に見るべき基準は3つ

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プロテイン選びでは、パッケージ正面の「高たんぱく」だけで判断せず、裏面の栄養成分表示を見ましょう。[4]容器包装に入った加工食品では、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量などの表示が基本になります。

見るべき基準は次の3つです。

1つ目は、1食あたりのたんぱく質量です。たとえば、1食30gでたんぱく質20gなら、粉全体に占めるたんぱく質は約67%です。1食30gでたんぱく質25gなら約83%になります。同じ「1杯」でも中身は違います。

2つ目は、炭水化物・脂質・エネルギーです。減量中なら、たんぱく質量だけでなく、糖質や脂質がどれくらい入っているかを見ます。甘味料やクリーミングパウダーが多い商品では、飲みやすい反面、目的によっては余分に感じることもあります。

3つ目は、原材料名です。WPIと書かれていても、実際にはWPCとのブレンド商品である場合があります。乳清たんぱくの種類、甘味料、香料、乳化剤、ビタミン添加の有無まで見ると、自分に合う商品を選びやすくなります。

BCAA・EAAより先に、たんぱく質全体を整える

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BCAAやEAAに関する知識を蓄えると、「アミノ酸を追加した方がよいのでは」と考えるかもしれません。けれど、ホエイプロテイン自体にも必須アミノ酸は含まれます。先に確認したいのは、1日のたんぱく質量と、1回あたりの摂取量です。

プロテインは食事を置き換える魔法の粉ではなく、足りない分を補うための食品です。WPCかWPIかを選ぶ前に、普段の食事でどのくらいたんぱく質を取れているかを確認しましょう。

まとめ

WPCとWPIの違いは、主にたんぱく質含有率、乳糖・脂質の少なさ、価格にあります。 

WPCは、コストを抑えて続けやすい定番タイプです。普段の食事にたんぱく質を足したい人や、初めてホエイプロテインを買う人に向いています。

WPIは、たんぱく質の純度を重視したい人、乳糖や脂質を抑えたい人、減量中で成分を細かく管理したい人に向いています。

選ぶときは、「WPCかWPIか」だけでなく、1食あたりのたんぱく質量、脂質、炭水化物、原材料名、価格をセットで見ましょう。気になる商品がある場合は、1食あたりのたんぱく質量を比較するだけでも、失敗しにくくなります。

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参考文献

[1]American Dairy Products Institute 「WPC80|Whey Protein Concentrate 80% -ADPI」

https://adpi.org/the-powerful-list-of-dairy-ingredients/wpc-80-whey-protein-concentrate-80/

[2]American Dairy Products Institute 「WPI|Whey Protein Isolate -ADPI」

https://adpi.org/the-powerful-list-of-dairy-ingredients/wpi-whey-protein-isolate/

[3]ULTORA ホエイプロテインのWPCとWPIを選ぶならどっちがいい?違いやデメリットも解説

https://ultora.co.jp/shop/pages/wheyprotein-which?srsltid=AfmBOooygINss3WC6XYRkYVGNt8Mmkmp76_cj9i_TwN3-KM_5_pzvvqI

[4] 消費者庁「栄養成分表示について」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrient_declearation/